風林火山から思うこと(2)
其疾如風(其の疾きこと風の如く)
其徐如林(其の徐(しず)かなること林の如く)
侵掠如火(侵掠すること火の如く)
難知如陰(知りがたきこと陰の如く)
不動如山(動かざること山の如く)
動如雷霆(動くこと雷霆(らいてい)の如し)
NHKで放映されている“風林火山”は,現代の社会で病んでいる人たちに勇気を与えてくれているのではないだろうか。
先週のある部分では,母親の子どもへの接し方を晴信と三条婦人との会話から読取ることができる。
晴信の二人目の子ども次郎が疱瘡ににかかり,失明をしてしまう。そのことを三条婦人は,同じように疱瘡になり隻眼になった勘助が武田の家臣になったからと晴信に言った。
晴信は,「そなたは母じゃ,母のそなたが次郎のさだめを受け入れなければ,いかにして次郎は己の定めを受け入れるというのじゃ」
「次郎のさだめを何かのせいにしたい思いはわからぬではないが,そのような考えを持つのはそなたらしくない」と三条婦人に言う。
三条婦人を今の母親に置き換えられるのではないか。そのようにしてみると,母親のあり方が,晴信の言葉から読み取れる。
「母親として自分の子どものさだめを受け入れ,何かのせいにしない」
このことは若い親には難しいことなのかもしれないが,親として子どもにそのように接して,教育していかなければ,常に他人のせいにする子どもに育ってしまうのではないだろうか。
自分に厳しく,他人に優しい,,,そんな人間になってもらいたいと思っている。


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